あったら助かる床下収納。設置にかかる費用の相場ってどのくらい?
収納スペースに限りがある平屋住宅には必須の床下収納。
どんなメリットがあって、どんなデメリットがあるのでしょうか。
また、設置する場合の費用相場は?
ここでは、平屋の床下収納について気になる情報をリサーチ!
冷蔵庫や収納棚には収まり切れない、あんなもの、こんな食材・・・。
床下収納があれば、どど~んと保管しておけます!
私は今、賃貸アパート暮らし。
一般的に見ればかなり収納スペースが多い物件だと思うのですが、それでもやっぱりしまいきれない物って色々あります(汗)。
でも、「ここを選んで本当に良かったなあ」と感じるのが、床下収納がついているということなんですよ。
それも、キッチンと洗面所の2か所に。
人が1~2人くらい余裕で入れそうなスペースなので、かなり重宝しています。
これ、平屋建ての場合もあったら便利でしょうね。
私の中では、アパート・マンションと平屋って重なり合う部分が大きいイメージなので・・・。
じゃあ、私はその床下収納にどんな物をしまい込んでいるのか?という話。
まず、キッチンのほうは、お米やワイン、ビール、買い置きした水(ペットボトル)、非常時用の缶詰や麺類などを収納しています。
結構な深さがあるので、いちいち顔を突っ込んで物を取り出すのは大変・・・なので、長めの取っ手がついたカゴをいくつか用意して、カテゴリーに分けて保管しています。(取り出す時は、カゴの取っ手をちょいっと引っ張ってカゴごと取り出します。)
洗面所のほうは、洗剤の買い置きや旅行用のスーツケースなどを入れてあります。
ちょっと気になるのは、カビですね。
床下収納って、湿気がたまりやすいという話を聞いたことがあるので。
実際、ほんのりカビ臭いように感じたこともありますし、ゴキブリの存在も気になるのであまり食べ物(野菜など、消費期限が短いもの)は置かないほうが良いのかもしれません。
これはおそらく、平屋建ての住宅でも同じことなのではないでしょうか?
さて、平屋に床下収納を設置する場合はどのくらいの費用が発生するのでしょうか。
サイズにもよりますが、30リットル程度のミニタイプなら2万円程度から可能。
300リットル以上の大きなタイプなら15万円前後が相場です。
スタンダードなのは約100リットルのタイプで、工事費込みでトータル約10万円見ておけば良いでしょう。
ちなみに、平屋建てに床下収納を作ると、建物自体の“高さ”を稼ぐことができるという話を聞いたことがありますよ。
基礎高1000mmの、いわゆる「高床式」の住宅にすれば、人が入れるくらい余裕のある床下収納スペースを確保できるんだそうです。
平屋って、見方によっては(特に、周りが2階建てや3階建ての住宅街の場合は特に)ちょっと貧相に見えてしまうこともあると思うのですが、高床式ならいくらかでも背丈が高く見えますし、外観のオシャレ度もUPしそう!
ただ、建築基準法の関係で難しい場合もありますので、まずはハウスメーカーさんに希望を伝えて意見を聞いてみましょう。
読者から頂いた感想
床下収納、魅力的だと思います。(30代 男性)
床下収納について、デメリットやメリットからコストのことまで、体験を基にして解説してくれていてとても勉強になりました。
平屋を建てるにあたっての壁のひとつが収納の問題です。
床収納はその問題を解決してくれる一番簡単な方法かもしれませんね。
十分にコストに見合った効果があると思います。
ただでさえ家財道具やなんやらを溜め込んでしまいがちな日本人の性格を考えても、誰にでもあったら助かるものなのかも。
冷蔵庫や収納棚のサイズを抑えれるのも魅力的です。
「高床式」の人が入れるサイズの収納ともなると、だいたいのものはそこにつっこんで事が済みそうです。
構造体や耐震性能など、家としての機能面にどれだけの影響がでるのかは気になるところですが・・・。
そこはハウスメーカーさんと要相談ですね。
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