バリアフリーの賃貸住宅

トップページ ＞ 後悔しない賃貸住宅の選び方 ＞ 賃貸住宅もバリアフリーが当たり前！物件検索も楽チンに。

 

若い頃は普通に超えられた段差が、「つらい」と感じる。

 

妊娠中で、ちょっとした段差を超えるのも一苦労。

 

･･･賃貸住宅で、そんな住み心地の悪さを感じていませんか？

 

これからは、そんなハンディを背負った人々にも優しい設計が“当たり前”の時代です！

 

学生の頃、当時住んでいた単身向けアパートにうちの父が遊びに来た時のこと。

 

その物件はトイレに段差があったのですが、夜中にトイレに行った父が寝ぼけて転んで大騒ぎ･･･。

 

どうやら、弁慶の泣き所をしこたま強く打ってしまったようです。

 

考えてみれば、今住んでいるファミリー向けの賃貸住宅には段差が一つもない（＝バリアフリー）ですが、当時のアパートは段差だらけでした。（玄関、お風呂、トイレ、ベランダ･･･）

 

20代で若かった私にとっては住み心地の良い物件でしたが、高齢者（当時の父はまだ50代でしたが･･･）にとってはなにかと危険なアパートだったのかもしれません。

 

特に単身だと、もしケガをしても頼る人がいないと生活自体が困難になってしまいます。

 

ある程度の年齢になった方が賃貸住宅を探す場合には、その物件が「バリアフリーなのかどうか」というのも重要なポイントになりますよね。

 

類を見ないスピードで進んでいると言われている、日本の高齢化。

 

人口の4人に1人が高齢者（65歳以上）と言われる時代ですから、今後は賃貸住宅で暮らす老夫婦、もしくは独居老人も増えてくることでしょう。

 

「高齢者は賃貸住宅を借りにくい」と言われていますが、貸し渋ることすらできない状況になることも予想されます。

 

こういった時代背景を受けて、最近はバリアフリーに対応した賃貸住宅も増えています。（つまり、高齢者をターゲットにしているということですよね！）

 

「賃貸住宅をバリアフリー化したら補助金を出しますよ！」なんて制度もあるくらいです。

 

障がいを持った方や高齢の方をメインターゲットとした賃貸物件も増えていますので、かつてに比べると高齢者の方も物件選びの選択肢が広がっているようです。

 

住宅情報の検索サイトでも、希望条件に「バリアフリー」を選択して物件を絞り込むこともできますので、物件探しのハードルも下がってきたということですね。

 

実際に子育てをしてみて初めて気づいたのですが、バリアフリーというのは高齢者のためだけのものではないのですね。

 

子供も、ちょっとした段差で転んで大泣きしたり、おでこや足に傷を作ってしまったり。

 

家の中にいても、思わぬ事故って本当に起こるんですよ。

 

大人から見れば「なんでこのくらいの段差でここまで派手にケガをできるのか」と不思議に思いますが、身体が小さい分だけ段差も大きく感じられるのでしょうね。

 

もっとも最近は、賃貸住宅にも「安全性」が求められる時代となり、「ユニバーサルデザイン」を謳った物件も多いです。

 

これは、小さい子供、高齢者、妊婦さん、身体が不自由な方･･･等、なんらかのハンディがある方を含めてみ～んなが快適に過ごせる家にしよう！という発想から生まれたもの。

 

バリアフリーの一歩先を行く考え方に基づいて設計されていますので、小さなお子さんや高齢者の方にも優しい賃貸住宅なのです。

 

 

今は元気な私も、いつなんどきケガをしてリハビリ生活になるかわかりません。

 

妊婦の時ですら、たった3段の階段を上るのにひーこら言っていたのですから、身体が不自由な身になったら･･･と考えるとゾッとします。

 

だからこそ、これからも賃貸住宅選びキーワードとして「バリアフリー」や「ユニバーサルデザイン」は外せない条件だろうなと思っています。

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