賃貸住宅のリフォーム 補助金

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お金があれば、どうにかなるのになあ･･･。

 

そう思うことって色々ありますよね。

 

使い道がなくて空いたままになっている家も然り。

 

補助金でもあれば、キレイにリフォームして人に貸せるのに。な～んて思っていませんか？

 

戸建ての賃貸住宅の中には、「住まなくなった家」もしくは「相続した家」を手放して貸しに出しているケースも結構あります。

 

ただ、人口は減っているのに賃貸物件の数は増えている時代。

 

なかなか入居者が見つからなくて空き家状態になっている物件も少なくないようです。

 

ならば、リフォームでもして雰囲気を変えれば入居希望者が増えるのでは？･･･と誰でも考えつくと思いますが、賃貸住宅のリフォームって結構なお金がかかります。

 

私の叔母は関東で賃貸住宅を経営していますが、「今風じゃないと借りる人はいないし、あれこれリフォームしたら数千万円よ！」と嘆いていました。

 

世の中的にも「空き家」は深刻な社会問題になっているんだし、賃貸住宅にするための補助金でもあればなあ。

 

そんな声に応える形で設立されたのが、「住宅セーフティーネット整備推進事業」。

 

賃貸住宅のリフォームに、最大100万円の補助金が支給されるそうなんです！

 

※ただし、「バリアフリー改修工事」「耐震改修工事」「省エネルギー工事」のうち少なくとも一つを実施する必要があります。

 

この補助金制度の目的は、「空き家をなくすこと」。

 

そして、住宅が必要であるにも関わらず自力で物件を確保するのが難しい人々（住宅確保要配慮者）をサポートするためです。

 

具体的には、「高齢者世帯」「障がい者世帯」「子育て世帯」「所得が214,000円を超えない人」「被災などの事情で住宅の確保が難しい人」がこれに含まれます。

 

貸したいけれど借り手が見つからないオーナーと、借りたいけれど貸してくれるところが見つからないユーザー。

 

「両者をつなぐ」という意味でお互いにメリットがあり、非常に有意義な補助金制度ですよね。

 

ちなみに、リフォームで補助金を受けるには、次の条件をクリアする必要があります。

• 入居者募集を開始して3か月以上経過していること
• 床面積が25m2以上
• キッチン、水洗トイレ、収納設備、洗面設備、バスルームがあること

また、リフォーム後は「必ず賃貸住宅として使用する」というのが大前提です。

 

空き家を賃貸住宅にするというプランは、私にとっても決して他人事ではありません。

 

いずれ両親が亡くなれば、平屋建ての実家は一人っ子の私が相続することになるでしょう。

 

しかし、私は地元にいないのでその家には住めない･･･。

 

となれば、売却するか、賃貸住宅として貸しに出すか。

 

今の状態では借り手はないでしょうから、何かしらリフォームは必要になると予測されます。

 

その時、上記のような補助金制度がもっと充実していれば精神的な負担はかなり軽減されますし、選択肢の幅も広がると思うのです。

 

補助金でリフォームできるなら、「この工事の分を家賃で回収しなくちゃ！」と力むこともありませんしね･･･。

 

少子高齢化が加速する日本では、今後、私のようなケースも増えてくることでしょう。

 

それに伴って、賃貸も一戸建ての賃貸住宅がメインになってくるのでは！？

 

最近は、夫婦と独身者が一戸の賃貸住宅をシェアするケースも珍しくないとか。

 

時代の変化と共に賃貸物件に求められるものも多様化しているのでしょう。

 

これからは、マイホームを建てるよりもリフォーム／リノベーション済みの戸建て賃貸住宅の方が賢い選択かも？（固定資産税も払わなくて済みますしね！）

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