60歳以上でも賃貸住宅で暮らしたい!注目すべき新しい動き
60歳以上になると、なぜ賃貸住宅を借りにくくなるの?
60歳以上の高齢者は賃貸住宅を借りる際になにかと不利な立場にあります。
リタイアして年金暮らしとなると家賃を支払えるのかどうかも不安ですし、若い人に比べると突然亡くなるリスクも高い!
ということで民間の賃貸住宅では「60歳以上はお断り」というところも多いようで・・・。
一体、どうすりゃいいの!?
人生、もうやり残したことはない。いつでも、一人でぽっくり死ぬ覚悟はある!
・・・と、それなりに一人の暮らしを楽しんでいるシニア世代は多いことでしょう。
しかし、あなたが亡くなれば“誰か”がその後始末をしなければなりません。
60歳以上で賃貸住宅に住む場合は、まずはそこを認識しておくべきでしょう。
ここ数年、TVや新聞で度々目にするようになったのが、「独居老人の孤独死」に関するニュース。
何歳を境に「老人」と言われてしまうのかは明確な定義はありませんが・・・一つの目安としては、還暦を超えた60歳以上ではないでしょうか。
離婚、死別、別居などで家族と別れ、頼れる親族もなく一人で賃貸住宅暮らしをしていた方が、ある日突然、心筋梗塞や脳卒中などで亡くなる。
そういうケースが増えているんですね。
当然、死人が出た部屋は避けられるでしょうし、大家さんとしても良い気はしないでしょう。
また、60歳以上で収入が年金だけとなると、「家賃を滞納されるのではないか?」という不安もあるようです。
そのため、「60歳以上の高齢者には部屋を貸さない」という賃貸物件も少なくないとか。
特に一戸建ての賃貸住宅の場合は、家の外周りのメンテナンスなども入居者が自分でやらなければなりませんし、高齢者には負担が大きいと思われるのかもしれません。
一生賃貸暮らしでも良いかな?なんて思っている私にとっては、これは決して他人事ではない問題です!!
実際のところ、本当に60歳以上だと賃貸住宅は契約してもらえないのでしょうか?
これに関しては、ケースバイケース。
世の中全体が高齢化になっているわけですから、賃貸住宅の借り手の高齢化が進むのも無理はありません。
「60歳以上だから」という理由で断っていたら、大家さんだって空室が埋まらなくなって困る時代がやってくるでしょう。
ただし、「この人は大丈夫」と大家さんに印象づけることができないと、やはり60歳以上は不利なようです。
高齢になると判断力も鈍ってきますので、火の消し忘れなどのリスクも高くなりますからね。
近くに、すぐに連絡が取れる家族が住んでいる方でもなければ、普通の賃貸住宅への入居はなかなか難しいのではないでしょうか。
ただ、同じ賃貸物件でも、自治体が運営している公営住宅であれば60歳以上でも入居できます。
満たすべき条件はありますが、民間とは違って「高齢だから断られる」ということは基本的にはないでしょう。
また、2011年には「高齢者の居住の安定確保に関する法律」が施行され、60歳以上の高齢者に特化した賃貸住宅も登場しています。
日中は介護専門のスタッフが常駐しており、必要に応じてサービスを受けることができるのだとか。
これなら、高齢者の一人暮らしでも本人も家族も安心ですよね。
超高齢化の日本ですから、今後はこのような物件もどんどん増えていくことが予測されます。
実際、60歳以上の方の入居を拒まない賃貸住宅の普及を促進する活動をしている自治体も多いのです。
ただ、個人的には、高齢者だけで群れて暮らすということに抵抗を感じる部分もあります。
偏った世代の人とばかり接していると、なんだか思考も内向きになっていきそうな気がして・・・。
やはり究極的には、いろんな年齢層の人々が入り混じってお互いに助け合って暮らしていけるのが理想的ですよね。
少なくとも「老害」「害爺」なんて呼ばれて煙たがられることがないように言動を慎みたいものです!
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