電気料金 自由化 楽天

トップページ ＞ 電力自由化で電気料金はどうなる？ ＞ 電力自由化で楽天がビッグな提携を！電気料金は安くなるのか？

 

電力自由化は、ビジネスチャンスの宝箱！

 

他社とは違う斬新な “目のつけどころ”で、チャンスを成功に変えることができるでしょう。

 

ネット通販でおなじみの楽天。

 

クレジットカードの「楽天カード」も人気ですよね。

 

私も使っていますが、100円の買い物ごとに1ポイント加算されるというポイント還元率の高さが魅力！

 

溜まったポイントでお買い物ができるので、ついついカード利用率が高くなってしまいます･･･。

 

2013年には、リアル店舗でもポイントが使える「Rポイントカード」の運用もスタートしましたよね。

 

さて、そんな商売上手な楽天ですが、2016年の電力自由化に向けて新しい動きがあるようです。

 

まず、2013年6月に「楽天エナジー」というエネルギーサービス会社を設立。

 

すでに電力の小売りが自由化されている企業向けの送配電において、他社の発電所から格安な電力を調達して提供しています。

 

一般家庭向けの電力自由化については、楽天ポイントを利用したサービスを打ち出してくるものと予想されています。

 

2015年現在のところ詳細は不明ですが、例えば

• 「電気料金を支払うことでポイントが貯まる！」
• 「溜まったポイントでお買い物ができる！」
• 「ネット通販だけではなくてリアル店舗でもポイントが使える」

などのサービスが考えられます。

 

楽天はトータルで1億人もの顧客を持っていると言われていますから、電力業界に与える影響力も相当なものになるでしょう。

 

さて、そんな楽天ですが、電力自由化を前に他にも戦略を練っているようです。

 

大手総合商社「丸紅」と業務提携し、「楽天市場」（楽天が運営しているネット上のショッピングモールのようなもの）に出店している事業者向けに電力の販売を始めるのだとか。

 

これまでも、顧客の電気使用状況に合わせてベストな電力調達をサポートして電気料金の削減を実現･･･

 

という形の「電力マネージメントサービス」を提供してきましたが、とうとう電力を売るようになったんですね！

 

※この対象には、「楽天トラベル」に登録している宿泊施設なども含まれます。

 

丸紅は再生可能エネルギーの開発に注力している新電力会社としても有名で、国内にも水力発電（長野、山梨）や洋上風力発電（福島）の拠点を持っています。

 

楽天に出店する企業は4万店強と言われていますから、今回の提携は再生可能エネルギーの普及を後押しするのでは！と期待されています。

 

私たち一般ユーザーにはあまり関係のない話のように思われるかもしれませんが、いずれは電力小売りの対象が一般家庭にも拡大されるようになるのかも！？

 

楽天は、LPガス事業者「クレックス」との提携も発表しています。

 

この提携で、一体、何をしたいのか！？

 

･･･そこには、「電気とガスを組み合わせて格安なセット料金で販売することで顧客を獲得しよう」という狙いがあるようです。

 

電気料金とガス料金がセットでお安くなる！光熱費を効率的に削減できる！！ということで、消費者にとっては大変魅力的なプラン。（オール電化の平屋購入をご検討中の方は対象外ですが･･･。）

 

クレックス社の約25万件の顧客を対象に新しいサービス（電気＆ガスのセット販売）を提供し、これにより電力自由化で生じる競争を勝ち抜こう！というわけですね。

 

また、楽天では、各家庭の電力使用量に応じたきめ細かいサービスを提供するために独自の「HEMS」システムの開発も進めています。

 

いずれは、クレックスの顧客にもこのHEMSシステムを利用したサービスを提供していくという計画だそうです。

 

2017年4月にはLPガスだけではなく都市ガスの小売り自由化もスタートしますので、さらなる業務提携も予想されています。

 

電力だけではなく「ガス」も視野に入れた楽天の総合エネルギー戦略･･･今後もその動きから目が離せませんね！

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