積水ハウス シャーウッド 無垢材

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目次

• 誤解されがち？シャーウッドは木造住宅です。
• ココが積水ハウスのこだわり！
• 「あらわし内装」だから”無垢材派”も満足できる
• シャーウッドシリーズは商品ラインナップも豊富です。
• 国産の無垢材挽き板フローリングの高級感に惚れ惚れ！
• 未来の生活をリアルに体験できるVR設計がスゴイ！
• “木造住宅の常識を変えた”木造住宅を見に行こう
• 木の家は睡眠の質が良くなるって本当？
• 【まとめ】従来の木造を”超えた”木造住宅

 

今や、「積水ハウスといえばシャーウッド」と言っても過言ではありません。

 

具体的にどんなポイントが魅力で、何を重視して商品を選べば良いのでしょうか。

 

積水ハウスというと「鉄骨系のハウスメーカー」というイメージが強いでしょう。

 

そのため、「シャーウッド」も鉄骨系の商品だと思っている方も多いかもしれませんが、シャーウッドは正真正銘の木造住宅です。

 

しかし、それは従来の木造住宅とはあらゆる意味で大きく異なっています。

 

まず注目したいのは、その構造。

 

なんといっても、あの阪神淡路大震災の年に誕生した商品なんです。

 

「木造でも鉄骨住宅並みの耐震性を作る」というのが当時のミッションだったのだそうですよ。

 

結果的には「震度7の地震が複数回起こっても倒壊しない」という強靭な構造を開発するに至ったわけですが、その開発秘話や具体的な実験方法については以下の公式サイトで詳しく解説されていますのでぜひご覧になってみてくださいね。

 

出典：積水ハウス公式サイト　シャーウッドテクノロジー

 

次に注目すべきは、そのデザイン。

 

床から天井まであるような大きな窓があったり、リビングの三方向が大きな窓になっていたり、内と外がゆるやかにつながっていたりと、従来の木造住宅ではあまり見られなかったようなのびやかな設計になっているのが特徴的です。

 

外観も、一見「鉄骨」のようにも見えるシャープなデザインのお宅が多いという印象。

 

これは、モノコック構造とラーメン構造の“イイトコ取り”をして開発された積水ハウスオリジナルの「シャーウッドハイブリッド構造」の成せる業です。

 

積水ハウスの「シャーウッド」は、木造住宅ではないように見えて実は木造。

 

しかし、「進化する木造住宅」を謳っている通り、今までの木造住宅とは大きく異なる点がいくつもあります。

 

特筆すべきは「シャーウッドの構造部分には、無垢材を使わない」という積水ハウスの基本的な考え方。

 

鉄骨住宅をメイン商品としてきた積水ハウスがあえて木造建築を手がけたからには、強度に対する相当な自信があるといえましょうが、その礎となっているのが「集成材」なんです。

 

無垢材は1本の木から丸ごと取り出した素材であるのに対して、集成材とは接着剤で木材を貼り合わせたもの。

 

それを構造に用いることについては賛否両論ありますから何ともいえない部分でもあるのですが、積水ハウスは自信と確信をもって集成材を選んだのです。

 

無垢材は品質が一定になりづらいのに対して、集成材はその欠点を補い、強度まで高められるというのがそのアピールポイント。

 

ですが、住宅に関しては今なお根強い「無垢材信仰」がある日本にあっては、積水ハウスの決断はかなり挑戦的とも言えますよね。

 

こちらのサイトで詳しく解説されていますが、集成材の場合は天然木の良い部分だけを選んで組み合わせて使うことができるので、結果的に無垢材よりも強度が上がるのだとか。

 

出典：積水ハウス公式サイト　国産材で作るシャーウッド

 

エリアごとに好きな国産材（ブランド国産材）を選ぶことができますので、その点では「国産材信仰」の信者たちも納得＆安心できるのではないでしょうか。

 

ただ、「無垢材ならではの温もりが」とか、「健康には無垢材がいい」とか、無垢材へのこだわりが強い方には積水ハウスのシャーウッドは向いていないと言えるでしょう。

 

シャーウッドの構造材についてはこちらの記事でも紹介していますので、併せてチェックしてみてください。
⇒ ２つの点で地震に備えるシャーウッド!その基盤となるのは○○だ

 

一方、「構造は別にどっちでもいいんだけど、内装にこだわりたい」「インテリアを考えたら、やっぱり断然、無垢材でしょ！」とお考えの方は、まだシャーウッドを選ぶ余地があります。

 

積水ハウスのシャーウッドは「ウッディな内装」をセールスポイントとしていて、実際、柱や天井などの構造（木）がむき出しになっているのが特徴なのです。

 

これを「あらわし」といいますが、シャーウッドが木造建築であることを知らせてくれる装飾の一つと言えるでしょう。

 

出典：積水ハウス公式サイト　シャーウッドのインテリア　「あらわし仕上げ」

 

本当の梁や柱をむき出しにして使う場合は、これは集成材であって無垢材ではありませんが、梁や柱に「見える」部材を天井に配置するという場合は、使われる素材として無垢材を選択することも可能となっています。

 

このインテリア写真を見る限りは、そこらの無垢材の家と遜色ないレベルで「木の家」感がよく演出されていますよね。

 

「内装を無垢にこだわりたい」という方をうならせるだけの仕上がりと言って過言ではないでしょう。

 

このように、積水ハウスのシャーウッドは構造の面で大きな冒険をしている商品と言えます。

 

しかし、構造はさておき「外観のデザイン性の高さ」に惹かれてシャーウッドに決めたという方も多いんです。

 

こちらの記事でも紹介していますが、「シャーウッドの外観デザインは非常に融通がきく」と評価する声をよく耳にしますよ。
⇒ 積水ハウスの強さの秘密はシャーウッド「外観バリエーション」の豊富さ！！

 

というのも、シャーウッドシリーズは商品ラインナップが非常に豊富だから。

 

それも、一見鉄骨のように見えるシャープでスタイリッシュな外観のものから、伝統的な「和」の邸宅まで、デザインの幅が実に広いのです。

 

ここでは、参考までにそれぞれの商品の特徴をご紹介していきます。

 

 

 

 

ちなみに、積水ハウスのシャーウッドシリーズの価格は70万円～100万円／坪といったところで、注文住宅の相場と比べると「高め」にカテゴライズされるでしょう。

 

それぞれの商品の特徴、こだわりについては公式サイトに動画つきで解説されていますので、ぜひご覧になってみてくださいね。

 

出典：積水ハウス公式サイト　シャーウッド　ラインナップ

 

美しい映像に、きっとうっとりしてしまうことでしょう。

 

「構造部分には無垢材を使わない」というこだわりがあるというシャーウッドですが、床など目に見える部分には無垢材を使った商品もあります。

 

例えばコチラ、Gravis　Bellsaの東北・北海道プレミアム仕様では国産ブランドの銘木を使用したフローリングが、空間に絶妙な高級感を醸し出しています。

 

出典：積水ハウス　公式サイト　グラヴィス・ベルサ プレミアム仕様（木造住宅）

 

積水ハウスは家を建てる地域に応じて採用する国産材を選べるという点をアピールポイントとしていますが、こちらのモデルは寒い地方限定のバージョンというわけですね。

 

個人的には、「栓」や「鬼胡桃」など、他社ではあまり見ないような樹種がラインナップしていることに注目したいですね。

 

出典：積水ハウス　公式サイト　グラヴィス・ベルサ プレミアム仕様（木造住宅）

 

「栓」はケヤキに似た雰囲気の樹種で、「和」の雰囲気を出したい時によく使われます。

 

経年とともに夏目と冬目の凹凸がハッキリ出てくるのが特徴で、その凹凸が足ざわりの心地よさにつながると好評。

 

ダークな床材よりも明るめがお好みの方におススメです。

 

鬼胡桃も、いわゆる「ウォールナット」よりも色味が優しいので、温かみのあるインテリアにしたい場合に好まれそうな床材ですね。

 

同じ家具を置いても床材の色や質感で部屋の雰囲気は大きく変わりますし、家を建てるなら床材にはとことんこだわりたいところ。

 

木材について一家言ある積水ハウスだからこそのセレクトが光る、まさにpremiumな仕様のシャーウッドです。

 

2019年8月現在、積水ハウスのシャーウッドシリーズでは「Family　Suite」というコンセプトを推しています。

 

出典：積水ハウス　公式サイト　ファミリースイートの概念

 

ファミリースイートとは、「一続き」という意味。

 

ホテルのスイートルームの「スイート」と同じ単語です。

 

寝室にリビング、応接間、浴室などがセットになった部屋のことで、ホテルの場合は最上級の部屋を意味しています。

 

積水ハウスがコンセプトとしているファミリースイートも基本的には同じようなもので、「仕切りのない大空間を家族で共有できる」という点がアピールポイント。

 

例えば、

 

 

･･･こんな憧れも、シャーウッドなら全て叶えられます。

 

柱が少ない構造という“強み”を生かした個性的な間取りで、自分たちらしい暮らしをデザインできるというのも、シャーウッドならではの魅力と言えるでしょう。

 

無垢感のあるあらわし内装ならばなおさら、鉄骨では出せな五感で感じる「癒し感」を醸せるのがいいですね。

 

リアルな暮らしを体験できる「360°バーチャル設計」を取り入れているのも積水ハウスの魅力。

 

出典：積水ハウス　公式サイト　360°VR設計

 

ゴーグルをのぞくとバーチャルリアリティーで未来のマイホームを体験できるなんて、今まではなかった技術ですよね。

 

出典：積水ハウス　公式サイト　360°VR設計でバーチャル体験

 

全国の展示場で体験できるそうなので、ご興味ある方はぜひご予約を。

 

「従来の木造住宅とは一線を画した存在だ」と言われる積水ハウスのシャーウッドですが、実際に体験してみないことにはなんとも言えない部分もありますよね。

 

その点、積水ハウスは全国に展示場（モデルハウス）がたくさんあることも魅力の一つと言えるでしょう。

 

例えば、こちらのシャーウッド一宮展示場は「シャーウッドらしさ」「シャーウッドならではの魅力」といった部分をかなり前面に押し出したモデルハウスとなっているようです。

 

出典：シャーウッド一宮展示場

 

あらわし柱や梁、木質インテリア、スローリビングなど、「木の家」ならではの魅力的な部分が「みどころ」としてピックアップされていますね。

 

積水ハウストップレベルの建築家集団「アーキテクトデザインスタジオ」が手掛けたデザイン住宅ということで、全体的に洗練されたセンスが光るモデルハウス。

 

個人的には、どのお部屋も「光が入りすぎず、暗すぎず、絶妙な光量」という印象を受けました。

 

光や風の入り方すらもデザインするというのは、古き良き日本の建築手法を汲んだ設計。

 

シャーウッドという工法で画期的な技術を取り入れつつも、古き良き時代の家づくりの基本は失われておらず、むしろ積極的に取り入れているというところに、最近の「スマートハウス」には見られない斬新さを感じました。

 

積水ハウスの「温故知新」な家づくりについてはこちらの記事でも紹介していますので合わせてご覧になってみてくださいね。

 

⇒ 伝統の構造に独自の技術を加えた積水ハウス「シャーウッド」

 

睡眠の質を改善するには、例えば「毎日決まった時間に起きて、日光を浴びる」など生活リズムを改善することが効果的。

 

ですが、寝室の環境もかなり重要です。

 

壁紙の色、シーツの素材や色、家具の配置などに加えて、寝室に使う建材そのものが結構な影響を与えているらしいのですよ。

 

睡眠の質を改善する上で専門家がおススメしている建材は、ズバリ「天然木」。

 

私たち人間はもともと森で暮らしていた生き物ですから、木の空間が心身の健康に良い効果を与えるというのは納得のいくところです。

 

「木の香りを嗅ぐだけでもリラックスして安眠できる」「木の割合が多い寝室で寝ている人のほうが、不眠症になりにくい」という研究結果がありますので、睡眠の質にお悩みの方は家を建てるならやはり「素材」は重要ですね。

 

シャーウッドで建てた家で、寝室の照明を木製のシェードにしてみたり、カーテンの代わりに木製のブラインドにする等もおススメのテクニック！

 

こちらのBRUTUS Casaで紹介されているシャーウッドの寝室は、写真を見ているだけでも木のイイ香りが漂ってきそう。

 

出典：BRUTUS Casa　公式サイト　いま時代が求める住宅とは？〈シャーウッド〉と名作デザインが語る「木の力」【後編】

 

光の差し込み方も含め、よく眠れそうな寝室。家づくりの参考になりますね！

 

多彩な商品ラインナップと、木造住宅の常識を覆す技術で業界を牽引している、積水ハウスのシャーウッド。

 

購入される際は、こんなポイントを重視して検討されると良いでしょう。

 

 

積水ハウスのシャーウッドシリーズは、見てヨシ、住んでヨシで評判も上々。

 

お高い分だけ満足度も高い商品であることは間違いなさそうです！

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