積水ハウス シャーウッド 縁の家

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「縁の家」緑ではないのですね、縁(ゆかり)だそうです。

 

様々なバリエーションがある積水ハウスのシャーウッドですが、外観や内装を日本風に大きく振ったのが「縁の家」。

 

自然・人・街、生活していく上で欠かせないこれらとの縁を、表現しています。

 

まず注目したくなるのは外観、緩やかな勾配の切妻屋根、乗っているのはいぶし銀に彩色された瓦です。

 

どっしりとした、そのたたずまいは最近流行の輸入住宅には絶対に出せない威厳のようなものを放っています。

 

立派な門がある玄関アプローチも、改めて積水ハウスの解釈で見せられると、非常に新鮮。

 

2階建てのバリエーションしかホームページやカタログには掲載されていませんが、このような外観は平屋建てにこそ相性がよさそう。

 

コンパクトになりがちな平屋こそ、どっしりした威厳のようなものがほしいところですから。

 

また、内装を見ていくと広縁や大黒柱、葦障子といった現代では忘れがちな日本風の意匠があちこちに取り入れられています。

 

特にそのまま部屋へとアプローチできる土間や足元に設けられた地窓などは、新鮮な感覚。

 

古く感じがちな意匠も、取り入れ方次第でぐっと新しく目に映るのものです。

 

また、暮らし方も和の提案がなされているのが、シャーウッド・縁の家の特徴の一つ。

 

床座のリビングから中庭を眺めるなんて、なかなかくつろげるひと時。

 

床に座って視線を低くすることで広さを感じたり、更には自然を感じたり、さすが積水ハウスです。　

 

自然を感じるために、庭からのアプローチを重要視する、これは縁の家だけでなく、シャーウッドに共通した考え方。

 

これはいいのですが、、、さて、自分の新居にどう応用するかでかなり頭を悩ませそうです。

 

例えば、ホームページやカタログにある中庭や築山、その周りには玉石が敷き詰められています。

 

、、、非常にいいのですが、庭のスペースに余裕があるような住宅は現在どれほどあるのでしょうか？

 

以前、某住宅メーカーの豪華なモデルハウスに見学へいったことを思い出しました。

 

見ている間は盛り上がるのだけれど、自分たちが生活していることにまったくつながらない家、それはいかがなものでしょうか？

 

まあ、縁の家は大邸宅の立替需要にターゲットを絞っているといいますから、余計な心配なのかもしれません。

 

しかし、こんな提案ばかりだとちょっとがっかりな感じがします。

 

夢を語るのと同時に、現実も見せないと。

 

それは担当営業の仕事かもしれませんが。

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