パナホーム 外壁 メンテナンス

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パナホームがウリとしている外壁材、キラテックはメンテナンスが不要ということですが、躯体への固定は接着剤。

 

経年を考えると、パナホーム自慢の外壁とはいえ、全くのノーメンテナンスとはいかなそうなのですが、どうなのかワン？

 

外壁のメンテナンスはいらない！

 

これがパナホームのタイル外壁「キラテック」、最大のセールスポイント。

 

表面が光触媒でコーティングされているから汚れが付きにくい。

 

塗装などと違い、高温で焼き上げるタイルだから、色あせもしない。

 

ここまで聞くと、非常にタイルの素晴らしさが際立つのです。

 

もちろん、パナホームでもキラテック以外の外壁は選択可能。

 

というか注文住宅の主力商品の価格帯ならば、外壁の標準仕様は窯業系サイディングの外壁。

 

まあ、特殊な塗装やシーリングを用いていますから、メンテナンスまでの期間は15年程度。

 

通常のサイディングより、はるかに長期間メンテナンスが不要なのです。

 

しかし、オプション価格を払ってまで取り入れるタイル外壁は、そんなパナホームのサイディングの上をいく。

 

メンテナンスが不要というのですが、果たして本当なのでしょうか？

 

パナホームのタイル外壁とはいうのですが、左官屋さんがタイルを１枚ずつ目地に貼り付けていく。

 

こんな施工方法は取りません。

 

あらかじめタイルを何枚も集めてボード状に作られたものを、現場で外壁に貼っていく。

 

こんな施工方法を取るのがパナホームのタイル外壁、キラテックなのです。

 

ならば、どうやって貼り付けていくのか？ゴム系の接着剤で貼っていくのです。

 

「え？接着剤、それって剥がれたりしないの？」そんな心配をするあなた。

 

これについては、特に指摘はされていないものの、パナホームのタイル外壁の心配な部分。

 

接着剤で貼り付けたからといって、それでメンテナンスが不要といっても、一抹の不安が残るのです。

 

加えて、パナホームのタイル外壁のキラテック、こちらはボード状になったタイルを外壁に用いる。

 

ならばボードとボードの間の、シーリングのメンテナンスはどうなっているのか？

 

これも心配になるところ。

 

パナホームのタイル外壁の場合、シーリングは用いるものの、その上部から別のパーツでカバーする。

 

だから、シーリングの劣化が防げて、メンテナンスも不要となってくる。

 

こんなことをいっているのですが、これもタイル外壁の固定法同様、一抹の不安が残りませんか？

 

いくらカバーしているといっても、所詮ゴム系の素材、劣化はするだろ？と思うのです。

 

まあ、窯業系のサイディングのように、全面を塗装するとか。

 

そのメンテナンスだけで数100万円とか、ここまでの費用はかからないではありましょう。

 

しかし、ノーメンテナンスかというと、それは疑わしい。

 

タイル外壁を再固定したり、シーリングの劣化を打ち直したり。

 

キラテックといえど、この程度のメンテナンス費用は覚悟しておくべきではないでしょうか？

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