パナホーム 住友林業

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パナホームの「カサート」と住友林業の「グランドライフ」、この両者の平屋建て、結構な類似点があると思うワン。

 

パナホームと住友林業で迷う。そんなことがあるのも当然といえるほどの、そっくり具合。

 

理想を追求すると似てきてしまう、ということなのかワン？

 

パナホームと住友林業、実は結構似ている住宅メーカーです。

 

パナホームの工法は軽量鉄骨造り、住友林業は木造軸組工法。

 

全く違うようにみえるのですが、パナホームの工法は木造軸組工法の木造を軽量鉄骨に置き換えたもの。

 

いわば日本古来の木造軸組工法の融通の効く造りと鉄骨の頑丈さの良い所どりです。

 

坪単価を見ていくと住友林業は70万円からとなっており、国内有数の高級注文住宅メーカー。

 

一方のパナホームは60万円からで、住友林業ほどではないですが高級な部類ということができます。

 

そして、平屋建てに絞ってパナホームと住友林業の商品を比較してくと、似ているんですね、この両社。

 

特にパナホーム、寄棟屋根の水平ラインの強調具合と深い軒を強調したモデル。

 

平屋建てらしからぬ、堂々たる印象を与える「カサート」のバリエーションの一つ。

 

日本古来の平屋建ての住宅に、現代的な解釈を加えた商品。

 

これは、住友林業の「グランドライフ」とまあ、似ている。

 

シンプルな切妻屋根、片流れ、モダンなイメージ、両者とも他にもバリエーションを出してはいます。

 

しかし、これらはことごとく似ているのです。

 

平屋建てだから庭と近い、設計も風の通りを計算しているので、自然を感じて日々を過ごすことができます。

 

お互いのプライバシーを尊重し、かつ生活動線もシンプルに設計しています。

 

防犯Low-e複層ガラスや電動ブラインド、ピッキングにも強い玄関ドア。

 

以上はパナホームと住友林業の平屋建ての共通するセールスポイント。

 

屋根を高く設計し、平屋建ての心理的な圧迫感を取り除く、こんな工夫も共通。

 

どっちがどっちを模倣したのか？

 

パナホームのグループ会社、パナソニック。

 

昔は松下電器をもじって「真似した」電器なんて呼ばれていたなあ、なんてことを思い出してしまいました。

 

パナホームも住友林業も、日本古来の平屋建ての住宅の良い点を現代風に解釈して商品化した。

 

そんなふうに考えると外観だけでなく、セールスポイントが似てくるのもしょうがない。

 

そして、日本独特の気候の中で生活してくというテーマで考えると、結局通風の工夫なども類似してくる。

 

このことも、しょうがないのかもしれません。

 

そして、住宅の大切な点はオリジナリティなどではなく住む人の心地やすさ。

 

こんな風にも考えることができるのです。

 

ですからパナホームと住友林業、両社で悩んでいるとしてアドバイスをしましょう。

 

予算的に天井知らずで余裕があるならば住友林業、坪当たり80万円ぐらいで抑えたいならばパナホーム、といった感じですね。

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