一条工務店 セゾン 2種類の基礎

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一条工務店のセゾンの基礎幅はAとFで差別化がなされています。

 

しかし幅が狭いAですら、150mm、これは他の住宅メーカーと比較しても充分な広さ。

 

強靭な基礎を自負する一条工務店、セゾンの強度は万全といえるでしょう。

 

ベタ基礎と布基礎、住宅の基礎は２種類あり、一条工務店のセゾンの場合、地盤に合わせてどちらにするか決定します。

 

すでに建っている住宅でも目にすることができる、地面と設置しているコンクリートが露出した部分。

 

ベタ基礎でも布基礎でも、この「立ち上がり」と呼ばれる柱を支える部分を鉄筋コンクリートでつくるのは同じ。

 

ベタ基礎になると、床下になる部分まで鉄筋コンクリートを用いる。

 

一方、布基礎になると、床下になる部分は薄いコンクリートが引かれるだけになります。

 

建物全体を鉄筋コンクリートで支えるイメージがあるのがベタ基礎、柱の部分だけを支えているイメージなのが布基礎。

 

ベタ基礎のほうが鉄筋コンクリートを使う量が多く、強度もありそうに感じますが実際はそうでもないもの。

 

柱を支える基礎の立ち上がり部分、その高さは布基礎のほうが高くなり、縦方向の力に強くなる。

 

一方、ベタ基礎は住宅の重さを立ち上がりだけではなく、全体で支えるという仕組みになっている。

 

どちらが優れているとは言い難いので、一条工務店では地盤が弱いケースではベタ基礎、強いケースでは布基礎と使い分けます。

 

実際コストがかかるのはベタ基礎、そしてベタ基礎のほうが強いですよ！と宣伝している住宅メーカーの多いもの。

 

実際は必ずしもそうではないという点と、使い分けている一条工務店は良心的である点、この２つを確認しておきます。

 

住宅を支えるのが立ち上がり、この幅が一条工務店は通常よりも広いことで知られています。

 

柱幅よりも広い立ち上がりで住宅を支えようという考え方ですが、これが同じセゾンでもAとFでは若干違う。

 

Fの場合は165mm、一方廉価版のAの場合は150mm、分厚い立ち上がりのほうが当然強度が出るものです。

 

120mm幅を採用している住宅メーカーが多い中、地震に強いと自負する一条工務店だけに幅の広い立ち上がりを採用。

 

150mmで充分だと思うのですがFと比較してしまうとセゾンAの方が見劣りしてしまいます。

 

そして、基礎の厚みはオプションで変更することはできません。

 

まあ、150mmも幅があれば、基礎から崩壊するような地震がこの先起こるとは考えにくいのですが。

 

加えて、一条工務店のセゾンの場合、基礎に用いられている鉄筋の太さと間隔が違う。

 

一般的な住宅メーカーの場合太さは13mmですが、一条工務店の場合は16mm。

 

更に、鉄筋の間隔も通常の住宅メーカーと比較するとほぼ倍の仕様です。

 

これだけやっているんだから、地震に強いと一条工務店が言うのも納得。

 

安心して住むことができるというものですね。

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