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耐震性は中古の家を選ぶ上での重要ポイント

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中古の家を選ぶときには、耐震性の高さが重要なチェックポイントとなります。

 

それを知るには中古の家が造られた年代を知ること、構造を知ること、地盤を知ることが大切。

 

地震大国である以上、耐震性は重要なのです。

 

耐震性をみる3つのポイントとは

中古の家を購入する場合に、重要視するポイントは何か?

 

立地だったり価格だったり、人それぞれだとは思うのです。

 

そして、耐震性の高さをあげる人も多いのではないでしょうか。

 

東日本そして熊本の震災、もううんざりしてしまいますが、日本に住んでいる以上、地震の恐怖から逃れることはできません。

 

ならば、耐震性の高い家をえらぶことが安心な毎日を送る方法です。

 

中古の住宅の耐震性をチェックする一番簡単な方法は、建てられた年代を見るというもの。

 

新しい耐震基準に基づいた家屋が完成し出したのが1984年、それ以前と以降では家の耐震性で大きく隔たりがあるのです。

 

次に、耐震性のチェックには中古の家の構造を調べること。

 

現代でも耐震性が高いとされている構造で家を建てるメーカーのものの方が安心感はあるはずです。

 

最後に、中古の家が建っている地盤はどうなのか?

 

耐震という観点ならば地方自治体が公表している「活断層マップ」などハザードマップが参考になるでしょう。

 

なぜ、1984年以降の住宅を選ぶのか

1978年に起きた宮城県沖地震は、地震の規模の割に多くの家の倒壊被害が引き起こされ、大きな問題となりました。

 

それを受けて1981年に改正されたのが建築基準法。

 

主な改正内容は耐震基準の強化で、震度5強程度なら軽微な損傷、震度6強程度でも東海は免れる強度を要求されました。

 

しかし、耐震性が高い家を建てるにはコストがかかります。

 

そこで建築基準法が改正される直前には改正後の耐震基準を満たさない家の申請が駆け込みでなされたといいます。

 

ですから中古の家を選ぶときは、1981年を基準にするのではなく1984年。

 

新しい耐震基準の家が完成し出したころのものを選ぶのです。

 

阪神淡路の震災では1984年以前に建てられた住宅の倒壊が相次ぎ、建築基準法の改正が正しかったことが証明されたといいます。

 

重要なのは、構造がタフであること

さて、新しく平屋の家を建てようとなった場合に皆さんがこだわるポイントはどこでしょうか?

 

こんな問いでは、大抵のケースで間取りという返事が返ってくるでしょう。

 

では、中古の家を購入するときに最も重要視すべきことは何か?

 

ある程度の間取りや内・外装などについては、リフォームをおこなうことで変更が可能。

 

中古の家を購入する人は、リフォームは前提で考えている人も多いでしょうから、重要視するポイントではありません。

 

ならば重要視するのは家としての構造のタフさ、耐震性の高さなのです。

 

その一つの基準として考えられるのが1984年、ぜひ覚えておくべきなのです。

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