賃貸住宅のユニットバス

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そもそも、ユニットバスとはどのようなバスルームのことを言うのでしょうか。

 

一体、なんのために開発されたの？

 

ホテルに宿泊すると、「トイレと洗面所とバスルームが3点セットで同じ空間にある」というパターンが多いですね。

 

あれが、いわゆるユニットバス。

 

賃貸住宅で採用されているケースも多いですよね。

 

それぞれを独立して設けるスペースの余裕がない時によく使われます。

 

工場で大量生産された天井や床、壁を現場で組み合わせて作るから「ユニット」というんですね。

 

水回りの設備が全て一緒になっているので水漏れがおきにくい、というメリットがあります。

 

しかも、賃貸住宅の場合は、それぞれが別々になっているよりも家賃が安い！

 

私も、学生の頃はユニットバスタイプの賃貸に住んでいましたが、同じエリアの似たような間取りの物件よりも数万円お安かったですよ。

 

ただ、ユニットバスにはメリットだけではなく無視できないデメリットもわんさかあります。

 

ここでは、筆者の経験を踏まえて、ユニットバスのメリット＆デメリットをまとめてみました。

 

メリット

• 家賃が安い。
• シャワーを使って全体を一気に洗えるので、掃除がラク。入浴のついでに、トイレまでお掃除できちゃう！

デメリット

• 誰かがお風呂に入っていると、別の人がトイレを使えない。
• 体を洗う場所がない。（お湯を抜いた後に浴槽で洗うしかない）
• お風呂の湿気で便器にカビが生えやすい。（窓がない物件は特に注意！）
• トイレットペーパーがいつもしっとり･･･。使う時に破けてしまう。
• シャンプーやボディソープを置く場所に困る。

特に気になったのは、トイレの問題。

 

一人暮らしだと問題ないと思いますが、ファミリー向けの一戸建ての賃貸住宅でユニットバス･･･となると不便を感じることも多くなるのではないでしょうか。

 

ちなみに、トイレだけが別になっているパターンの賃貸住宅もあります！

 

いろいろと不便な点があるのは覚悟の上で、それでもユニットバス仕様の賃貸住宅が気に入った！

 

それなら、少しでも快適に暮らせるように自分たちで工夫するしかありませんよね。

 

私は、以下のような方法で各種デメリットをカバーしていました。

 

トイレの問題

家族が入浴中にどうしてもトイレに行きたくなった場合は、シャワーカーテンをぴっちりしめて、ずっとシャワーを流してもらうようにしました。

 

シャワーの音でトイレの音はかき消されますし、用を足して間髪おかずに消臭スプレーを吹けばニオイも消えます。

 

洗い場の問題

私の場合は、最初に浴槽の中で身体を洗い、泡を流した後にお湯を溜めて入っていました。

 

お湯が溜まるまでの間は、足裏マッサージをしたり、歯磨きをしたりしてくつろいでいましたよ。

 

カビの問題

これはもう、こまめな換気と掃除しかありません。

 

また、浴槽にいつまでもお湯を溜めておいたりするとカビの元になりますので、終わったらすぐに抜く！

 

最後はお湯ではなく冷水シャワーで流しておくとカビが生えにくいですよ。

 

収納の問題

賃貸住宅の味方、100均や300円ショップにずいぶんと助けてもらいました！

 

私が愛用していたのは、浴槽のフチや窓のところに引っ掛けられるタイプの収納ラックです。

 

かわいいデザインの物が色々ありますので、殺風景なユニットバスのインテリアアクセントとしても重宝します。

 

このように、ちょっとした工夫＆マイルールを決めておくだけでも賃貸住宅のユニットバスの不便さはいくらか解消されます！

 

ユニットバスの使いにくさを嘆くばかりではなく、「どうすれば快適に使えるか」前向きなアクションを起こすことで日々の暮らしはもっと楽しくなるはずですよ。

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