近居したのに解消することになるなんて
近居の満足度は統計的には高いとあります。
ですが、生活相談版には近居を解消した方の体験談が見られます。
内容はやはり、過ぎた干渉による破綻が多く目につきます。
近所に住んでみないと見えてこない面だったりするので、これは事前の調査にも限界がありそう。
実際に起きた、近居解消に至る悲劇を考えてみましょう。
悪気の無い行動が一番厄介なので、この距離感はすべての問題の根っこにあると言えます。
子供の世帯だから、家族、身内、イコール、気遣い無用でお世話をしてあげればきっと喜ばれる。
そんな思考で悪気が無いので、そこを指摘すると嫁が悪人になってしまいます。
これはキツイなあ、と感じた近居の嫌な出来事を紹介します。
休日の午前中に義理父母がアポなし訪問。
嫁の自分は、ほぼ下着同然の姿の寝起きで対応せざるを得なくなった。
だらしがないと言われ、近くなったんだから主人の昔の持ち物を運んであげましたよと恩を着せられる。
勝手に家具を動かされ、その拍子に見られたくないものが転がりでる。
嫌すぎますが、義理父母は善意ですから手を止めずに動き回ります。
怖いですね、私なら耐えられません。
家族の距離感は家庭毎に違うので、普段の人となりから判断するしかありません。
年に数回会うだけなら、嫌なところは見えてこないものです。
事前に長期滞在して、近居予定の世帯との価値観の違いにお互いが妥協できるかどうかお試しするのをお勧めします。
同居でも、しっかりと決まりを守れる関係であれば快適な場合もありますし、車で40分の距離で暮らしても過干渉な世帯なら押しかけてきます。
車で30分以上は、例えば営業で全国を走り回っている人には近い距離ですので、距離を置いたと捉えるのは一方のみの場合もあります。
価値観は違うので、相手をしっかり理解することが大事です。
不確定なことの多い近居ですが、近くに住むことは介護の面からは便利です。
その介護にしても、徒歩20分以内ならば細やかな介助ができます。
車、電車で30分以内なら介護の内容は限られてきます。
近居のつもりで選んだ家も、蓋を開けてみれば実際に介護するには少し大変な距離だった。
そんなケースもあり得るでしょうから、ゆくゆくは食事介助までカバーしやすい距離に元から住むなど、検討を重ねて住まいを決めましょう。
平屋建ての総合情報
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