電気料金 自由化 ローソン

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あなたはセブンイレブン派？それともローソン派？

 

もし後者なら、これからは“あのカード”で電気料金が割安になるかもしれません！

 

眠れない夜や子供が熱を出した夜、遠くに見えるコンビニエンス・ストアの明かりを見てホッとした。

 

･･･みなさんはそんな経験はないでしょうか？

 

しかし、「いつでも煌々と明かりを灯してお客さんを迎えてくれる」というと聞こえは良いですが、24時間フルで電気を使っているというのは「エコ」を重視する時代の流れに逆行していますよね。

 

コンビニ側にとっても、電力調達は大きな課題！

 

お客さんを相手にする以上、「各店舗の電力消費量をどれだけ削減できるか」という方向での努力は難しいので、やはり「電気料金単価の安いところから電力を調達する」という選択をすることになります。

 

例えばローソンは、新電力会社からの電力調達を2015年度内に1,100店　→　2,500店に増やすことを発表しています。

 

割安な単価で電力を購入することによって、年間約2億5,000万円ものコストカットを実現できる見込みとのこと。

 

同じくセブンイレブンも、関西での電力調達先を東京電力に変更することを発表しています。

 

2016年4月の電力自由化後は、私たち一般家庭も電力会社のスイッチング（切り替え）が可能になりますので、こうしたコンビニの動きをお手本にしたいところですね。

 

さて、ローソンと言えばオレンジ色のタヌキが描かれたPontaカードがおなじみ。

 

「持っているけど使っていない」「毎回、Pontaカードをお持ちですか？と聞かれるのがウザイ」という方も多いかもしれませんが、今後はこのカードが大活躍！

 

電力自由化に伴って東京電力と提携することが決まっていて、今後は「電気料金の支払いでPontaカードのポイントが加算される」「溜まったポイントでお買い物や電気料金の支払いができる」なんてサービスが受けられるようになるのです。

 

まあ、ローソンを利用する顧客の“囲い込み作戦”だと言われればそうなんですが･･･。

 

それでも、毎月支払う電気料金の数%がポイント還元されるというのは消費者の立場からすれば超・ラッキー！

 

電気料金が安くなるわけではないにしても、電気を使うこと、料金を支払うことで何らかのメリットが得られるというのはポジティブな発想ですよね。

 

同じようなサービスは、Tポイントカードや楽天カードでも始まるようです。

 

「ポイントカードなんて、どこにしまったか忘れちゃったよ」という方は、今のうちに探しておきましょ！

 

ところでみなさん。

 

コンビニの店舗をじっくり観察してみたことはあるでしょうか？

 

意外と知られていませんが、太陽光発電パネルを載せて自家発電している店舗も多いんですよ。

 

ローソンに関して言えば、全国2,000店舗で太陽光発電システムを設置しています。

 

店舗で使用する分の電力を創るシステムの他、売電向けのシステムも搭載。

 

固定価格買取制度を利用して、電気を売って収入を得ているのです。

 

容量は店舗使用分が2kW、売電用が10kWの合計12kW。

 

年間の発電量は一店舗あたり11,000kWhにもなるそうです。

 

他のコンビニでも、セブンイレブンが7,300店（さすが！）、ファミリーマートは1,500店で太陽光発電システムを導入済みなのだとか。

 

電力自由化後は電気料金が一時的に高くなるとも予想されていますので、「自分たちで使う電気は自分たちでまかなおう」というコンビニ各社の姿勢は私たち一般消費者も見習うべきでしょう。

 

これから平屋を新築される方は、「市場の動向に振り回されずにエネルギーを確保するにはどうすれば良いのか」「そのためには、住居にどんなスペックを持たせれば良いのか」をじっくり検討する必要がありますね。

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