電気料金 自由化 セット割

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どんなものでも、“セット”はお得感がありますよね。

 

これからは電気も、他のサービスとの“抱き合わせ”が使える時代です。

 

飲食店に行くと、必ず「○○セット」を頼んでしまうというアナタ。

 

これからは、電気料金も“セット”がお安い時代！

 

ラーメンとご飯をそれぞれ単品で組み合わせるよりもあらかじめセットになったメニューを注文したほうが安いように、電気も○○とセットになった「セット割」を選択するのがオススメです！

 

電力自由化に際しては異業種から新規参入する企業が増えるため、「その会社は何をメイン事業にしているのか？」によって提供するサービスの形が違ってきます。

 

わかりやすく言うと、「電気を作って売ること」以外の得意分野を持った企業が電気を売るようになるわけですから、電気と別のサービスをセットで販売するという形態が主流になってくることが予想されているのです。

 

全ての会社が同じように電気を売るだけでは、今までと何も変わりませんからね･･･。

 

「こういうライフスタイルで、こんなニーズのある人に電気を買ってもらおう」というターゲットを絞り、他社とサービスを差別化することによって狙った獲物を確実に自分のものにしよう！という戦略です。

 

では、電力自由化では具体的にどのようなセット割が用意されているのでしょうか。

 

まずは、東京ガスや大阪ガスが発表しているガスとのセットプラン。

 

ガスも電気も日々の生活に欠かせないエネルギーですから、「電気とガスをセットで契約すると安くなりますよ」という売り込みは受け入れられやすいのではないでしょうか。

 

しかし、オール電化でガスを使わない生活をしている方は、このサービスは使えませんよね。

 

平屋を新築するならオール電化で、とお考えの方も。

 

それなら、携帯電話の通信料とのセット割はいかがでしょうか。

 

例えば私はauユーザーですが、KDDIは「auでんき」というブランドで電力事業にも参入してくるそうです。

 

今後は「auで電話と電気をセットで契約すると、通信料や電気料金が安くなる」もしくは「電気とセットで契約するとauの端末がゼロ円になる」なんてプランも出てきそうですね。

 

また、車を使う機会が多い方にはエネオス（JX）の「ガソリンと電気のセット割」もありますよ。

 

JXは東京ガスとの合弁で新たに天然ガス発電所の立ち上げも予定されており、2030年には現在の約3倍の発電能力を獲得することが見込まれています。

 

電力自由化に向けて、本気モードですね！

 

こうして見てみると、実に様々なセット割があるんですね。

 

自分たちの生活の中で、電気と何をまとめると生活費が節約できそうか･･･これは各家庭の事情によって異なりますので、電力自由化を機に一度ご家族で話し合ってみてはいかがでしょうか。

 

さらに今後は、「電気と○○、そして△△」という3つのサービスがセットになったトリプルセット割を打ち出してくる動きも予想されています。

 

例えば、電気　+　ガス　+　インターネット回線のトリプルセット。

• 電気　+　電話　+　インターネット回線。
• 電気　+　ガス　+　ガソリン。

･･･こうなると、もう、アイデア勝負ですね！

 

電気料金単品での値下げには限界があるでしょうし、電力会社間の競争では「どんな業界の、どんな強みを持った企業とコラボできるか？」が勝負の鍵を握っていると言えるでしょう。

 

切磋琢磨してサービスに磨きをかければ、それだけ一般消費者も動きますし結果的に日本の経済も活性化！

 

今後も、電力自由化に合わせた企業間の“セット割合戦”の動向から目が離せませんね。

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