すまい給付金 二世帯住宅

ホーム ＞ すまい給付金の特徴と注意点 ＞ 二世帯住宅の場合すまい給付金のもらえる割合は持分割合に応じて変わる

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共同でお金を出し合って家を建てる、二世帯住宅が増えていますが、すまい給付金なら持分割合が重要になります。

 

二世帯住宅の持分割合に応じて、すまい給付金ももらえるのですが、シンプルな原則を守らないと、贈与税の対象になるケースもあります。

 

共働きの家庭が増えているためか、面倒を観たいという親孝行の子どもが増えているのか、それとも全部不況が悪いのか。

 

大人になったら家を買うものと思い込んでいたものの、そう簡単にはいかないものです。

 

なぜなら、お金がないから。

 

そうなると共働きになり、子どもの面倒をみてほしいし、金銭的にも助けてもらえるかも。

 

、、、ということで二世帯住宅を選ぶ人が増えています。

 

ここで考えなくてはいけないのが、間取りについて。

 

親世帯と子世帯、どのように距離を取るのか、また距離を取らないのかが考えどころです。

 

最近のトレンドでは、お互いの世帯のプライベートスペースをはっきりと分ける二世帯住宅。

 

それぞれの世帯を尊重しあうというのが、同居が上手くいく秘訣だそうです。

 

さて親世帯にいくら出してもらったのか、その分の割合はそのまま不動産の持分割合になります。

 

親が3,000万円の二世帯住宅の頭金1,000万円を出して、残りを子世帯がローンで払うと、親の持分割合は1／3になります。（1）

 

2．土地は親が買って、住宅は子世帯のローンの場合、土地は100%親の名義、住宅は子どもの名義になるのです。（2）

 

親の土地に建っていた家を壊して、子世帯がローンで二世帯住宅を建てた場合も（2）と同じ、住宅は100%子どもの名義になります。

 

出資割合＝不動産の持分割合、この原則は変わりません、シンプルなので私も大好きです。

 

ここで注意したいのは、出資割合と違う名義で登記する場合。

 

（1）のケースで、子世帯の名義にしてしまうと、1,000万円を贈与したことになり税がかかります。

 

贈与税は控除などもあり、複雑なのでここでの説明は割愛しますが、最低でも10%、最高で55%も持っていかれる恐ろしい税です。

 

（1）のケースの1,000万円の贈与なら税率は何と30%！実際は控除がありますから丸々ではありませんが、注意しないといけません。

 

さて、すまい給付金は土地を除いた住宅の持分に応じてもらえる仕組みになっています。

 

（1）のケースなら、土地の名義も住宅の名義も親の持分割合は1／3ですから、すまい給付金は満額の1／3をもらえます。

 

（2）のケースなら、すまい給付金は子世帯の名義の住宅のみが対象ですから、すまい給付金は満額、子世帯のものです。

 

親の収入が少ないから、親の持分割合を高くして、、、と考えてみました。

 

しかし、最高でも30万円程度のすまい給付金のために、そこまでするのはあまりにもリスキーです。

 

素直に申請するのが一番良さそうですね。

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