すまい給付金 専業主婦

ホーム ＞ すまい給付金の特徴と注意点 ＞ 専業主婦の場合すまい給付金を満額もらえるとは限りません

ツイート　　

専業主婦は収入がないから住民税を納めなくていいし、すまい給付金はたくさんもらえる。

 

と思っていたら大間違い、住民税は前年の所得に応じて払わなくてはいけません。

 

ですから、すまい給付金の額も変わってくるのです。

 

専業主婦もつらいのです。

 

すまい給付金は、住民税をいくら納めているかによってもらえる額が変わってきます。

 

正確に言うと、住民税の中の所得に応じて徴収される「都道府県民税の所得割分」で変わってくるのです。

 

これは、市町村が発行する課税証明書に掲載されていますので、各自ご参照ください。

 

、、、というのが、すまい給付金の基本。

 

住民税を納めている金額が少なければ、その分、すまい給付金もたくさんもらえる仕組みになっています。

 

現在収入がない専業主婦は住民税を納めなくていいから、すまい給付金をたんまりもらえるだろうな、というわけではありません。

 

専業主婦でも住民税を払わなくてはいけないケースがいくつかあります。

 

大幅減俸を食らったプロ野球選手が、税金を払えない、、、とぼやいているケースがあります。

 

そりゃ仕事してなくて、1年間リハビリやってたんだから減俸を食らうのは当然だろ、と冷ややかな視線を送りたくなります。

 

話が少しそれましたが、この時の税金とは住民税を指しています。

 

住民税は前年の所得に応じて課税されるようになっています。

 

つまり、大幅減俸を食らった選手は減った年俸の中から、減俸前に応じた住民税を課税されるということですね。

 

専業主婦にも同じことがいえるのです。

 

前年まで働いていたけど、退職して専業主婦になったケースだと、働いていたころの住民税を次の年に払わなくてはなりません。

 

そして、それに応じたすまい給付金しかもらえなくなりますから、満額もらえることはないかもしれません。

 

そして住宅にお金を出しており、その持分割合がはっきりしていないと、すまい給付金はもらうことができないのです。

 

働いていたころのヘソクリを、平屋に建て替えたときにはたきました。

 

こんなケースではヘソクリ分が、住宅の支払いに占める割合で、不動産に登記されます。

 

すまい給付金がもらえるのは、その割合分です。

 

これを黙って、例えばご主人一人の名義にしてしまうと、夫婦間でも贈与税がかかります。

 

しかし、結婚後20年経過した夫婦の場合は最高で2,000万円まで配偶者控除してもらえるという仕組みがあるのです。

 

先ほどの建て替えた平屋の件でも、結婚して20年以上たっているなら、ご主人の名義にしてしまっても問題はありません。

 

専業主婦になって肩の荷がおろせたと思っても、なかなか楽にはさせてくれないみたいですね。

ツイート　　

スポンサーリンク