日本ハウスHD 蓄熱壁 グッドデザイン賞

MENU

蓄熱壁が超魅力的だ!コルクを思わせる意匠が素敵すぎる!

 このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る

グッドデザイン賞を8年連続で受賞した日本ハウスHDの蓄熱壁

 

参照元:日本ハウスHD
http://www.nihonhouse-hd.co.jp/topics/2016good/

 

日本ハウスHDといえば数々のグッドデザイン賞を受賞したことで知られていますが、今年の受賞作品は「蓄熱壁」、室内を快適に保つための工夫ということです。

 

グッドデザイン賞にふさわしく美しい壁なのですがいったいコストはどれぐらいになるのでしょうか?

 

創意工夫の日本ハウスHD

アキュラホームが5年連続でグッドデザイン賞に輝いているので、これはすごいと感心していました。

 

すると、もう一枚上手の住宅メーカーがありまして、その名前は「日本ハウスホールディングス」で、こちらは何と8年連続の受賞。

 

2015年までは「東日本ハウス」と名乗っていた会社で、住宅の製造以外にも「ホテル東日本」や「銀河高原ビール」の経営でも有名です。

 

過去には都市部での耐火性能を満たした3階建木造建築「中層木造耐火プラットフォーム」や睡眠に特化した空間「あんみん」など。

 

本業の在来木造住宅を強化する様な、数々のユニークかつ実践的な取り組みで、グッドデザイン賞にかがやているのです。

 

壁面の表面積を増やすという工夫

今回のグッドデザイン賞を受賞したのは「蓄熱壁」、簡単に言うと夏は涼しく、冬は温かいという壁。

 

高断熱・高気密の住宅は一般化して、省エネルギーに寄与しています。

 

しかし、快適性という点から見ると、まだまだ足らない部分が多いのではないか?日本ハウスHDはそう考えました。

 

そこで、室内の壁面の蓄熱性能を高めることで、夏は涼しく、冬は温かいという壁を実現したのです。

 

従来は室内の壁面というと、好みに合わせてクロスを貼って終わりというケースばかり。

 

しかし、蓄熱壁は小さな部材を組み合わせて室内の壁面を作ることによって表面積を大きくし、蓄熱の効果を高めたのです。

 

データによると小さな石やレンガ、タイル、木板などで壁面を仕上げると、蓄熱で大きな効果を得ることができたとか。

 

これからの一般住宅へのフィードバックが待たれるグッドデザイン賞受賞作品です。

 

確かに快適そうではあるのですが、、、

表面積が大きな壁は、蓄熱性能が高い、、、このことを聞いて思い出したのは、学校にあった音楽室や放送室の壁面。

 

音の吸収率を高めるために、音楽室や放送室には凹凸のある壁が用いられていました。

 

そういえば、何となくだけれど冬場の音楽室は暖かかったような、、、つまりそんな理屈が日本ハウスHDの蓄熱壁。

 

しかし、規則的にパンチング穴が開けられたような吸音壁では、表面積は大きくなるものの住居の壁としてはふさわしくない。

 

そこで、今回の蓄熱壁という発想に至ったようです。

 

写真を見る限り、従来の壁と見分けがつかないようなものから、外壁と見間違えるようなもの。

 

また、レンガ状の木材を貼っていくことにより凹凸をつくったものまで表情は様々、これなら抵抗なく壁面の仕上げに用いられそうです。

 

そして、問題はコストになると思うのですが、、、現在は肝心の値段については言及されていません。

 

これで安ければいうことなし!ですね。

 このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る

平屋建ての総合情報

スポンサーリンク


同じカテゴリの記事