イシンホーム シロアリ

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シロアリに家を食べられる。

 

そんな現象が起こり得ることを頭ではよくわかっていても、実際には「あの小さな体でどうやって･･･？」と具体像をイメージしにくい部分もありますよね。

 

そもそも、彼らはどこからやってきて、どうやって繁殖していくのでしょうか。

 

先日、久しぶりに知人の家を訪ねたら、「シロアリにやられて･･･」と玄関を工事しているところでした。

 

数年前に建てたばかりの、新築の平屋がそんなことになってしまうなんて･･･シロアリって一体何者なのでしょうか！？

 

シロアリは「山の掃除屋さん」として知られる生物で、本来は有害な虫ではないのだとか。

 

人間から見れば「家を食べてしまう害虫」という認識ですが、彼らは「自然に生えている木なのか家なのか」判別がつかずに食べてしまうだけなのです。

 

住宅を食べてしまうシロアリの約80%は地中から、残りの20%は空から入ってくると言われており、多くは、家の基礎と土台の間の通風換気用スペースから床下に入り込みます。

 

繁殖行動が盛んになるのは5月～7月のじめじめした時期。

 

地中に卵を産むとどんどん増殖していきます。（その数は千を超える数になるのだとか！）

 

木材のみならず電気ケーブル（正確には、その中に入っている漏電防止の和紙）やコンクリートも食べてしまいます。（ガラスと陶器以外はどんな物でも食べるそうです。）

 

イシンホームの公式サイトによれば、近年は地球の温暖化の影響で生物たちを取り巻く環境も変化しているため、シロアリの生息エリアも北上しているのだとか。

 

大切な家をシロアリから守るためには、殺虫剤ありきの対策ではなく家づくりを基礎から見直す必要があります。

 

そこで、イシンホームが目を着けたのは、「湿気を好み、空気の流れを嫌う」というシロアリの性質です。

 

イシンホームの家は、基礎と土台の間の通気スペースに隙間がありません。

 

これは「気密防蟻基礎」と呼ばれるもので、「シロアリを中に入れない」ための工夫です。

 

また、イシンホームが採用している「ECO-i工法」では床下に常に空気が循環している仕組みになっているため、シロアリにとっては居心地が悪いのだとか。

 

また、外壁の下地に使っている「熱反射断熱シート」の効果で空気壁の湿気が逃げやすい構造になっているため、これまたシロアリが集まりにくい環境を作り出すことに成功しているのです。

 

（壁内の空気の温度が高くなり、それによって大気の流れが早くなるので湿気が逃げやすい）

 

極め付けは、土台に使われている建材です。

 

オーストラリア産のヒノキを使っているのですが、なんと、特別な薬剤を使わなくてもシロアリが寄り付かないのだそうです！

 

シロアリと言うと、多くの方は「駆除剤で防除すれば良い」という認識をお持ちなのではないでしょうか。

 

しかし、生き物を殺す薬剤ですから人体に無害であるはずがありませんし、一度撒いた薬剤は半永久的に土に残ったままになってしまいます。

 

その点、イシンホームの「スーパー防蟻土台」は食塩よりも安全性が高いことが実証済みです。

 

具体的には「ニッサンクリーンCｌと言う薬剤を使っているのですが、ネズミに飲ませても死なない！金魚を泳がせても死なない！！ということで、「急性経口毒性が低い薬剤」と考えられています。

 

※成分としては、シプロコナゾール（防腐剤）とイミダクロプリド（防蟻薬）が調合された薬品です。

 

表面に薬剤を塗るだけではなく、材木の芯の部分まで薬を注入することができるので効果も確実！

 

しかも、それによって木材の精度を狂わせることもないので、家の強度も保たれます。

 

シロアリを駆除するために、家族の健康に悪影響をきたしたり、家そのものの強度が脅かされるようでは本末転倒ですからね。

 

イシンホームのシロアリ対策は、まさに「人と環境に優しい」理想の形を実現していると言えるのではないでしょうか。

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