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住友林業の家のベタ基礎は基礎幅が160mmベース厚は180mmと頑丈！

目次

• しっかりしていて当然と考えがちな家の基礎
• オーソドックスなベタ基礎だけど
• コストの高さは、基礎だけでもあらわれる
• ぶっちゃけいくらなの？住友林業の平屋が気になる！

 

住宅の基本となる基礎、住友林業の家の特長は、他社よりもボリュームがある点と、湿気・シロアリの対策がなされている点。

 

高いと言われがちな住友林業の家なのですが、基礎だけを見た場合でもそれなりのコストの掛け様なのです。

 

住宅を建てる上で最も大切な所はどこなのか？まあ、どこも大切といってしまえばそれまでではあるのですが、、、。

 

でも、あえて言うなら屋根、そして基礎。

 

雨風をしのぐという住宅の最も基本的な機能を考えると、屋根の果たしている役割は大きい物。

 

加えて基礎、どれだけ丈夫な家を建てようと、基礎がしっかりしていないと話になりません。

 

しかしながら、住宅を建てる場合に重要視しがちなのは外観や間取りというケースが多いもの。

 

屋根や基礎を大切にするという人は少ないはず。

 

それなりの住宅メーカーならば、しっかりした基礎を造っていて当然と考えがちだからです。

 

木造軸組構造を得意としている住宅メーカーの中で最高レベルの坪単価がかかる住友林業の家。

 

どのような基礎を造っているのでしょうか？

 

住宅の基礎部分全てをコンクリートで覆う「ベタ基礎」、柱の部分だけをコンクリートで支える「布基礎」。

 

現在、建物の基礎は主にこの２通りの方法で造られるのですが、住友林業の家が採用しているのはベタ基礎。

 

建物の重量を線ではなくて面で支えるという点、床下の環境を整えて湿気やシロアリの被害を防ぎやすいという点。

 

加えて、布基礎と比較しても施工の手間がかからないというメリット。

 

以上の理由から、近年広く用いられるようになったのがベタ基礎です。

 

ですから、ベタ基礎を採用しているという点だけでは、それほど見るべき点もないのです。

 

しかし、住友林業の家の場合、注目すべきは基礎の幅や厚みにボリュームがある点。

 

基礎幅は160mm、ベース厚は180mm。

 

ちなみに他のローコスト系ではない有名住宅メーカーの場合をみてみると、それぞれ150mm。

 

このことから考えても、しっかりした基礎を住友林業の家は造っていると判断できるはず。

 

幅が広く厚みがあれば、その分強度が出るというのは、どう考えても当たり前の話です。

 

床下の環境を整えやすいベタ基礎を採用している住友林業の家ですが、それに加えて特殊なフィルムを用いているのも特長。

 

防蟻防湿フィルムがそれで、地面から湿気やシロアリの侵入を遮断。

 

湿気については遮断しているだけでは不十分、住友林業の家は考えたのでしょう。

 

基礎と土台の間にパッキンを施工、床下換気の効率をアップさせる「基礎パッキング工法」も併用。

 

より、湿気の少ない床下環境を実現しています。

 

そしてシロアリ対策としては土台に用いる木材についは、防蟻性の高い、国産ヒノキ材を使用しているのです。

 

住友林業の家は高いと言われがちですが、基礎のことだけを考えてみてもこれだけの工夫、高いだけの理由があるものです。

 

住友林業といえば、数ある住宅メーカーの中でもハイクラスのメーカー。

 

平屋の商品としては、こちらの「GRAND　LIFE」が用意されています。

 

出典：住友林業　公式サイト　GRAND　LIFE

 

「庭とつながる」「自然を感じる暮らし」をコンセプトとした、住友林業らしい商品ですね。

 

「プラスカイ」という1.5階建てプランもあり、物理的にも心理的に付加価値のある平屋づくりを提案してくれます。

 

 

家族が集まるセカンドリビングとして、天窓があるスタディスペースとして、あるいはのんびり読書スペースとして・・・そのプラスアルファの空間をどう活用していこうか？と夢膨らむプランです。

 

ただ、（大手はどこもそうですが）価格情報は全く記載がありません。

 

個人的にはこのプラスカイ部分だけでいくらプラスになるのか知りたいところですが…

 

住宅情報サイトのSUUMOでも、実例は掲載されていますが詳細な本体価格の提示はナシです。（これは、掲載されているオーナーさんのプライバシーを守るうえでは、むしろ好感が持てる対応ですね）

 

出典：SUUMO　公式サイト　【約40坪/間取り図有/平屋】庭を楽しみ、母屋の親世帯ともつながる。理想的な距離感をかなえた暮らし

 

SUUMOには相場として「60万円～100万円/坪」という坪単価が記載されていますが、正直「幅が広過ぎる…」と感じる方も多いでしょう。

 

見方を変えれば、それだけ個人のニーズに合わせた自由な家づくりを実現できるということですよね。

 

それは、SUUMOの実例掲載数にも表れていると思います。

 

これだけ個性あふれる実例を掲載できるのは、一つ一つのオーナーさんの家づくりへの夢や希望と真摯に向き合い続けている努力のたまもの。

 

住友林業レベルになると、もはや「予算ありき」の家づくりではなく、まず「こういう暮らしがしたい」というコンセプトを優先したほうが良いのかもしれません。

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